DVD緊縛折檻未亡人 春菜はな 作品紹介

DVD緊縛折檻未亡人 春菜はな 作品紹介

春菜はなといえば、一時期、恵比寿マスカッツのメンバーでもあったのでファンも多い女優だ。
S&Mスナイパーのレーベルの「DVD緊縛折檻未亡人 春菜はな」では、SMファンのためにその豊かすぎる肉体を惜しげもなく晒している。
緊縛SMでは、雰囲気が重要になるが、そこはS&Mスナイパー。日本的な、そしてがんじがらめになる因習的なストーリーを、ちょっと派手目な彼女で表現する点が楽しめる。
夫を失って、義父と暮らす彼女。つまり嫁だ。それが、近隣の若者と秘かに付き合うようになっていた。いきなり玄関先でその肉体が炸裂。
春菜はなその1

もちろん、義父はそのことを知っている。もし嫁が若者と出て行ってしまったら……。案の定「見合いをすすめられた」と切り出す彼女。もう時間はない。義父は決意をする。
かつで自分の愛妻に使っていた縄を取り出すのだ。この地域では古い習慣で、夫を失った嫁は、義父か義理の兄弟の嫁となり、家からは出さないというきまりがあって、彼の妻もかつては兄の嫁だったのだ。
春菜はなその2

縛り上げていく春菜はな。あっと言う間に縛られた彼女。その見事な乳房に見る者は圧倒されるだろう。
春菜はなその3

首輪をつけられ、鴨居に吊されてしまう。下には金ダライ。つまり、もし我慢できないのなら、そこでしろということ。だが、彼女は必死に耐える。
春菜はなその4

こうなったら、強制的に放尿させるのだ。義父は卑怯にも、彼女のあそこをコヨリで責めて、自尊心を崩壊させていく。
春菜はなその5

そして強引に自分のものにしていく義父。このあたり、ホントに王道の展開だ。
春菜はなその6

ここまでは、いわば、未亡人であり嫁でもある彼女を奪う義父という、縄がなくても成立する展開。ところが、彼女は夜、こっそり逃げだそうとする。それを見つかってから、折檻、調教へと進む。ここからが本作のメインだ。

肩、お尻、そして縛り上げられた乳房に、容赦なく注がれる熱い蝋涙。このとき彼女、ときどき「痛い」と言いそういになった気がするのだが、演技なしに相当熱かったのだろう。
春菜はなその7

折檻のあとは、本格調教がスタート。首輪に金属のリードをつけて、座敷で歩行訓練。もちろん四つん這い。膝をつかせず、苦しい姿勢で何周もさせられる。
春菜はなその8

きつい調教は片足をあげての縛りになり、今度は電マをつかっての快楽責めだ。これはアタッチメントをつけてから、彼女が本格的に感じはじめるところがナイス。足の指まで力が入って、いい声で泣く。
春菜はなその9

いっきに2人の関係は緊密になっていく。快楽によって堕ちた嫁。その肉体を今度は深く愛する義父。その足の指まで自ら進んで舐め回す。重要な服従の儀式だ。
春菜はなその10

そして彼女は、自ら体を開き、義父を受け入れていく。前半の強引な結合ではない。求める者としての彼女が、自分の運命として義父に犯される悦びに殉じる決意をしたのである。だから、より官能性を増す。この美しさ。それに比べて冒頭の玄関先での若者との情交は、ただの獣である。不思議なことに獣のように堕とされたことで、彼女は美しい嫁になったのだ。
春菜はなその11

2人が強い結びつきを感じたあと、悲劇的な結末がやってくる。家の奥に全裸でつながれた彼女は、そんなことを知るよしもなく、義父の帰りを待つのだ。
全編にわたって、春菜はなの魅力があふれ、匂い立つような肌を感じられる作品に仕上がっている。(文=あんぷらぐど 荒縄工房主宰

あんぷらぐど 荒縄工房主宰
1970年代からのSM小説を読み、書き。「仲ゆうじ」などのペンネームで「SMセレクト」などに小説を執筆。未発表作、新作などを随時、荒縄工房より発表中。

作品紹介中の解説は筆者の主観にて記述しております。
本編とセリフの言い回しが違う場合があります。紹介させて頂いている画像順は、作品とは順番が違う場合があります。

DVD 緊縛折檻未亡人 春菜はな 100分 SMスナイパー
緊縛折檻夫人ジャケット画像