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SM乳首責め 緒月月緒

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こんにちは。

早速ですが今回は『乳首責め』です。
これ書くにあたって物凄く手汗が出ました。自分で書いてて何度も何度もぎゅんって心の金玉が縮みまくっていました。
だって、私、乳首責めが大嫌いだから。
それはもうほらあれ、あれと同じ、出てこない……、えっと、あれです、そう!! 思い出した!!
子供の頃に、絵本や子供向け番組で唐突に怖い歌やキャラクターやシーンが登場して、ギャン泣きレベルのトラウマになりませんでしたか？
夜、夢に出てうなされるとか、思い出して泣き出すとか、一人でトイレに行けなくなるとか、お風呂で髪を洗っていると背後が気になるとか、そういう感じ。

私には乳首責めがそれなんです。
こんな大人年齢になってからハードなトラウマを植え付けられたのが乳首責めでした。
それはもう酷くて、ハードな乳首責めを受けてから数ヶ月は夢でうなされる、思い出して呼吸が乱れる、しまいには吐いたりしてて、
そんな状態だったのでトラウマを作って下さったSMショーのパートナーに、「乳首責め怖い。乳首痛いのぉおお」って泣いて縋ってた事もありました。
けど、無情にもパートナーからは「慣れて」とのお返事で更に泣くなんていうと出来事もありました。とはいえ、そんなやり取りもイヤじゃないのがM心です(笑)

私が乳首責めを嫌うのは乳首が性感ポイントでない事と、物凄く貧弱な乳首なので優しくそっと触られてもすぐに腫れて痛む事と、
兎にも角にも何をしても痛いから。めちゃくちゃ痛いから。
何をされても痛いだけで気持ち良さが皆無なので、できればそっとしておいて欲しい体の部位、第一位が乳首なんです。
けど、乳首責めがあるのは運命だと思い今は受け入れています。もうしょうがない。

それで、今回の乳首責めについて考えてみたんです。何故に人は乳首を責めるのかを。そうしたら出てきました、困った時のとっても便利なWikipediaに。
『乳首は敏感かつ丈夫であり、手ごろな位置にあることもあって、古来より拷問のターゲットになりやすかった────Wikipediaより抜粋』
ですって。
手頃な位置にあるから拷問のターゲットになるんですって。こんな風に書かれたら、それじゃあ乳首をあれやこれやされちゃうのは仕方がないわねってなっちゃいますね。
仕方がないなんて思いたくないけど、古来からやっている人間の本能と衝動なら仕方がないってなっちゃいますね。

……私なら絶対に嫌だ。ショーじゃなかったら乳首は寄るな触るな、こっちの線から入ってきたらダメなんだからね！って線を引きます。だって痛いじゃない……。

ん、私の乳首責めの話はこの辺りにして、嫌いの反対の好きな方に向けたお話しをしますね。

SMでの乳首責めの前にSMでない場合の乳首への攻め方ですと、『舐める』『摘む』『捏ねる』等で、これは自称ドMの男性が好みます。
『自分ドMなので沢山責めて下さい』と仰る男性のほぼ100％が求めているのはこれです。
たまに『引っ張る』『甘噛み』が入りますが、殆どの自称ドMさんは『舐める』『摘む』『捏ねる』で満足しています。
多分なのだけど、【男なのに乳首が感じちゃうからドM】と思っているぽいです。
実際に『乳首でこんなに感じるなんてドMだよね？』又は『乳首でこんなに感じるなんて変態だよね？』って聞いてくる方がいるのでそういう事なのでしょうね。
ドMでも変態でもないのですが、風俗嬢はお客様に夢を見させてなんぼなので勿論肯定します。

そしてSMでの乳首責めですが、『抓る』『爪を立てる』『引っ張る』『噛む』『針』『切る』『挟む』……などいろいろとあります。
これにSM道具（SMグッズ）が加わると更にバリエーションは増えますね。
例えば、洗濯バサミ、割り箸、クリップ、クリップにバイブレーション機能が備わったグッズ、乳首クリップに鈴や重しがぶら下がった物、乳首吸引器、乳首用吸引型バイブ、羽根つき乳首クリップ、バイブレーション機能が備わったハケ……など多種多様の物があります。
「刺す」とか「切る」もSMですがマニア度が高いので今回は省きました。
さすがに刺すとか切るのは初心者向けじゃないし、SM愛好家さんでも好き嫌いが分かれるし、知識や経験が無いとだし、
なによりもお互いの気持ちが信頼で繋がっていないとそこまでの責めはしたらいけない、そう考えています。

エピキュリアンさんのショップには、安心安全で遊べる乳首責めの道具がいろいろとありますので、是非ぜひ見て購入して下さいませ♪
ニップルドーム固定ハーネス
※編集部注　画像はニップルドーム固定ハーネス・手枷・アームクラッチバンド・SM淫語札・首輪ネックウインドウズ・スパイダーギャグ
モデルはご本人ではありません。

あ、あと、とっても大事なことがあります。
乳首って大きくなります。特にSMの責めで乳首は縦にも横にも大きく成長します。弄られる刺激によって乳首の皮が剥けてどんどん成長していきます。際限なく乳首は成長します。
とっても大きな乳首の持ち主さんがいて、やはり長年の乳首責めによる積み重ねだそうで、そんな私もちょっとばかり乳首が大きくなりました……。

そして、そうして、師が走る12月は乳首相撲（情報は月緒Twitterにて）という、笑いと悲鳴が入り交じった愉快な事をやってきます。これでまた乳首が成長しちゃう。私、頑張る。

ではまた次回をお楽しみ！


緒月月緒 Twitter
今年で風俗歴23年となる現役風俗嬢で、液体サロンシエスタや都内某所にあるSMバーでも時々働いています。
他に、たまーにエッチな映像に出たり、ちょっとばかりエッチなショーをしたり、SMショーにてM女をしたり…、肌色の多いお仕事をしています。あれやこれやといろいろしているので、一体なにが本業なのかと人に問われたら、ただただシンプルに『脱ぎ屋』だとお答えしています。

ローターとSMプレイ 緒月月緒

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今回、内容のテーマだけは『ローターにしよう』って早々に決めていたんです。それなのに書こうとすると「ローターとSMってなに!?」とこの二つの関連性が思い浮かばず執筆をストップして、手元に置いたローターを眺めては使い方を考えました。
で、やっとわかったんです。私、SMに肉体的な快楽は求めていないから、快楽グッズであるローターはSMプレイから省いていたんです。だから、ローターをSMでどう使うのか想像ができなかったんです。
でもSMって苦痛だけでなく快楽もSMプレイに入るんですよね。エッチな動画にある鬼イカセとかイキ狂いとか、そういうのもSMですものね。
体を拘束して、ローターをズレないように固定したり、下着の中にローターを仕込んで外出したりとか、そういう使い方もあるんですよね。
※注 画像説明【編集部】
アイマスク、ブレストボンデージ、手枷、上腕拘束具アームクラッチバンド、羽根つき乳首クリップ、ローターパンツ（調教ベルトとの組み合わせ）

そんなわけで『ローター』のお話しです。
ローターは、丸みを帯びたプラスチックケースの中にモーターが入っていて、モーターからコードがプラスチックケースの外へと延びてリモコンに繋がっている────とってもシンプルな構造をしています。ですが、間違った使い方をしている人がとても多いんです。
何がどう間違っているのかというと、一つはプラスチックケースからコードが出ているタイプのローターは、膣やアナルなどの粘膜部分に入れたらダメなんです。
水分を含んだ箇所に電動であるローターを入れてコードを引っ張ったりすると漏電します。ビリビリッと陰部が感電して普通に痛いです。
そもそもローターは粘膜の中に入れて使うようには作られていないんです。とっても簡単な作りをしているので分かりそうなのですが、これを知る人は少ないかも。
私、この痛みが嫌いなのでローターを膣の中に入れられると嫌な恐怖感しかないです。
次に、ローターを膣に入れても感じません。全く以て感じません。なんか動いているなーというだけです。これは不感症というわけでもなくただただ感じないというだけです。『感じないのは月緒だからじゃね？』と思う方もいるでしょうが、膣は何を入れても感じるというものじゃないのです。寧ろ、感度を受けとりにくい鈍感な部位なのです。
ごくごくたまーーーーに、「生理用品のタンポンを膣へ入れる時に感じるの？」とか、「タンポンを入れてて声は出ないの？」なんて事を本気で聞いてくる男性がいて、そんな事であんあんと感じていたら誰もタンポンは使わないでしょう。自慰道具としてアダルトショップで売られちゃうでしょう。ていうか、そんな想像を本気で聞かれるのが気持ち悪い。
粘膜だから感電するし、鈍感だから感じないし、それなのにローターを体内へ入れたがる人は多いです。
膣のすぐ側で小さなお豆さんが『ここよ!!ここが感じるのよ!!こっちに来てー!!』と叫んでいたとしても膣に入れたがりな殿方は後を絶ちません。
最後はアナルへの挿入ですが。アナルへの挿入はもっと危険で、肛門から直腸、直腸から大腸へと繋がる箇所にローターを入れたら、それは当然の如く進みます。前へ前へと止めどなく進んで行きます。そして、内側と外側共に括約筋は力強く収縮するので、簡単な作りをしているローターのコードが切れる可能性も無きにしも非ず。
簡単な作りだし、安く手に入るし、アダルトグッズ初心者にはハードルが低く思われがちなローターだけど、こうして間違った使い方を並べてみると決してハードルが低い物じゃないのが分かります。
構造を理解して相手の反応をきちんと見て使わないと、ただの自己満足になってしまいます。
それじゃぁ、正しい使い方はなに？というと、漏電するし膣は鈍感で感じにくいのが分かったうえで、それでもどうしても膣に入れたい場合は防水仕様のローターを使う。アナルに入れると際限なく進むローターだけど、それでもどうしてもアナルに入れたい場合は、防水仕様のローターをコンドームに入れてから使うと進みはある程度で止められるし、取り出しやすくなります。
それ以外の使い方は、クリトリスにあてる、体をなぞる、乳首にあてるなどですが本来はこれが正しい使い方です。なんでもかんでも体内に入れれば感じるってものじゃないのです。ですが、中も感じるという人はいる事にはいるので、これは《月緒調べ》ではこういう結果だと捉えて頂けたらと思います。
それで、このエピキュリアン様らしいSMチックなローターの使い方は先に述べた通り、体を拘束して感度の良い場所に固定する、下着の中に忍ばせて外出する、他にはキンタマを縛って真ん丸とさせてからローターをあてたり、アナル周辺や亀頭にあてたりして遊ぶのも良いです。これもくすぐったい人は必ずいるので、相手の様子を見たり聞いたりしてやってみて下さい。
あと、ぶるぶるとした摩擦は快楽を得ると同時に痛みも引き起こすので、何事もやり過ぎずに程々にお遊びしてくださいませ。
ふぅ……やっと書けた。書けなくて悩んじゃったけど、こうやって書いてみると悩む事はなかったかも。記事まだかなぁって待ってくれたエピキュリアン様すみません。すみません。待って下さり、ありがとうございます。
次回は早めに記事を書いて送りますので、皆様お楽しみにしてて下さい。

緒月月緒 Twitter
今年で風俗歴23年となる現役風俗嬢で、液体サロンシエスタや都内某所にあるSMバーでも時々働いています。
他に、たまーにエッチな映像に出たり、ちょっとばかりエッチなショーをしたり、SMショーにてM女をしたり…、肌色の多いお仕事をしています。あれやこれやといろいろしているので、一体なにが本業なのかと人に問われたら、ただただシンプルに『脱ぎ屋』だとお答えしています。