DVD「緊縛折檻夫人 葉月 桃」
美しさと残酷さ。被虐の官能だけを求めて飛び込んで行く若妻。しっとりと描くSM、緊縛の世界が楽しめる作品。
「ここに通うようになって半年になります」──夫がありながら、夫には打ち明けることのできない秘密の願望を満たすために、古風な屋敷へ向かう美しい女性。
磨きあげられた廊下に正座して「本日も調教をよろしくお願いいたします。存分に折檻してください」と師匠と呼ばれる調教師に深く頭を下げる葉月桃。
師匠との約束。それは夫との性交渉を一切断つことだった。廊下で服を脱いでいく。全裸になり恥ずかしい姿を晒し、陰部を点検させる。
「どうすればここが広がるんだ」と問われる。「言えないのならおまえの体に聞いてやろう」
縄をかけていくと、彼女の表情がしだいに変わっていく。
乳房を、乳首を執拗にいじられて、溜めこまれた欲望が彼女を支配していく。
つま先立ちで股間に縄を通され、体が浮くほど引き上げられる。自分の体重が熱くたぎる部分にかかり、嫌でも感じてしまい声が出る。
苦しい背面合掌縛り。その姿で男のものを口で奉仕させられる。激しいイラマチオに喉を鳴らす。息が出来ない。執拗に繰り返される。ついに「ください」と言ってしまう。
鞭で尻を打つ。「数えろ」。小気味よい音を立てて鞭が尻を赤く染めていく。
燃えるように熱い尻に熱蝋を垂らして仕上げていく。なにもかも忘れ、折檻にのめり込んでいく若妻。
欄間からの逆さ吊り。美しいオブジェと化す。その肉体の熱に答えるように、足の裏などを太い竹の棒でいたぶる。
首輪をつけられ犬としての四足歩行調教。もはや人ですらなくなっていく。少しでもサボれば厳しい乗馬鞭だ。
恥ずかしいチンチンとお手。ちゃんとできるまで何度でも繰り返される調教。みっともない姿で投げられた犬用おもちゃを取ってくる芸を仕込まれる。舌を出して自分で乳首をいじるメス犬の芸。
折檻と調教。彼女に休みはない。待望の淫具がドロドロになった股間へ突きつけられる。
日の陰ってきた部屋に、開脚で逆さ吊りにされて放置。頭に血がのぼっているところに、淫具をしゃぶらされ、喉の奥まで突き入れられる。
あまりにも美しい「開脚逆さ吊り」だったので、画像を逆さまにしてみた(本編には関係ありません。)
とっぷりと暮れた頃。ようやく褒美として男の慰み物にされる。情欲の限りを尽くす若妻。
朝帰り。股縄をされて帰される。どんな言い訳を夫にすればいいのだろう。
淫らな悦びにのめりこむ美しい人妻を情感豊かに描いている。葉月桃の美しさと可憐さと「魁氏」の緊縛が堪能できるみごとなSMの世界だ。(文=あんぷらぐど 荒縄工房主宰)
作品紹介中の解説は筆者の主観にて記述しております。
本編とセリフの言い回しが違う場合があります。紹介させて頂いている画像順は、作品とは順番が違う場合があります。
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魁氏監督作品