DVD 女囚幻想 第四弾 蓬莱かすみ 作品紹介
押し入れの中から、SM、緊縛の古典雑誌「緊美研通信」を取り出して眺める彼女の目がとまったのは、「磔刑の美少女」というシナリオだ。
声に出して読み始める。十字架を負わされて刑場へ歩かされる美処女の話に、股間を熱くする。
女流緊縛師である蓬莱かすみが、女囚に魅せられていく。
パートナーであるつばきとの熱いキス。当時、看護師をしていたかすみは、女医つばきとの関係を楽しんでいた。縄を取り出し、つばきに「縛ってあげる」。縄をかけていくにつれて燃え上がる2人。
切ない気持ちを縄にこめて、彼女を縛り上げる。
いやらしい音をたてて、股間をすすりあげる。美しいレズ愛が繰り広げられる。
その様子を男に見られていた。2人とも夫がいる身だったのだ。夫はその密会を盗み見ることを楽しみとしていた。
一転して、女囚となったかすみ。「女囚幻想」シリーズは主人公が幻想と現実を行き来する作品である。
「女とできてるんだな?」と何発もビンタをされ、尻を打たれる。
夫によく似た岡っ引きに、捕らえられた女となっていたのだ。
「おまえの体に聞いてやる」と、乳首を激しくいたぶられる。
「私はなにも知りません」「強情なやつだ」と厳しく尻を叩かれる
叩かれ、蝋を垂らされる。
「お許しください」と懇願しても、熱蝋が股間に注ぎ込まれていく。
その熱さと恥ずかしさ、そして苦しさ。全身が痺れていく。叩かれ、乳首を蝋燭で炙られる。その痛みに思わず反応してしまう……。
現実に戻れば、看護師のかすみは、つばきに「大丈夫?」と心配されるが、「それよりもっと私の首を絞めてみて」と激しい性愛を求めてしまう。
そしてまた女囚の幻想へ。なんと、つばきも女囚として連れてこられ、女同士で不貞を働いたことを認めてしまう。そして厳しい磔に。しかも恥ずかしい部分を突き出すように。
つばきはどういうことをしたのか実際にやらされる。
そして秘部にとろろを塗られる。外側にたっぷり垂らして、すりこぎを突き入れる。奥までたっぷりと塗り込まれ、クリトリスを擦り上げられる。
「痒いのか」「はい」
すりこぎで女陰をかき回すのだ。これまで感じたことのないような悦楽にみもだえる。
木馬責め。尻を打たれながらついに白状する。男はSM折檻を楽しみはじめる。「苦しみながら地獄に堕ちるんだ」と。
恥ずかしい姿に縛り上げられ、乳首に熱蝋を浴び、蝋がたまると叩かれてさらに熱蝋が追加される。
現実に戻ったはずなのに、縛られているかすみ。猿ぐつわにふんどし姿。ふんどしレズ。
そして、女囚のかすみは、十露盤に正座させられる。石抱き。1枚、2枚、3枚と増えていく。最愛のつばきに足をのせさせる。とうとう4枚の石を抱えさせられた。長時間にわたる厳しい拷問。いつ終わるとも知れない苦悶に嗚咽する。
最後には、磔となった姿。
「おまえの望みどおり死罪だ」
照明や背景に凝った美しい場面の多く、内容も盛りだくさん。時代物SMファンでなくとも最後の最後まで楽しめる作品。
撮影現場のナマナマしい映像が本編のあとにあります。
(文=あんぷらぐど 荒縄工房主宰)
作品紹介中の解説はブログ管理人の主観にて記述しております。
本編とセリフの言い回しが違う場合があります。紹介させて頂いている画像順は、作品とは順番が違う場合があります。