SMの醍醐味のひとつとして、マゾ性の強い屈強な男を、可憐な女王様が完全支配する世界がある。古くは「サムソンとデリラ」の逸話もそうだし、ある意味、クレオパトラや卑弥呼にも通じるかもしれない。
この作品は、可憐な紫苑女王様による家畜調教をドキュメント風にたっぷり見せてくれる。
「カメラ目線で恥ずかしいところを見てもらって」と命じられ、哀れな奴隷は醜態をカメラの前で晒すところからはじまる。
美しくスレンダーな女王様に絶対服従の奴隷。サドとマゾの喜悦の空間だ。
縄を用意しながら「今日は私の何になりたくて来たの?」と問われる家畜。もちろん、犬だ。腕を曲げて縛られる。
肘で歩くことになる。「ワンちゃんらしくなったでしょ」
「でもまだ足りない!」
尻尾だ。
男性器の形をしたオモチャで、開口マスクで開きっぱなしの口を蹂躙される。ほがらかな、女王様の笑い声。
それだけであそこを大きくしちゃっているダメ犬。絶対服従の存在になりきる。
パンツを脱がせると、チンポに鈴をつけていた。「ずっと鳴らしてよ」と言われ、必死に鳴らし続ける。その間に尻穴をいじられて、ずっぽりとオモチャを入れられてしまう。
縄ふんどしで抜けないようにさせられる。
涎ダラダラ。あそこはビンビン。
「覚悟は出来てるよね」
すぐ抜けてしまうユルユルなケツマンコ。
女王様はそんな犬の上にまたがって、お尻を引っ掻いてやる。ビシビシと叩き手形をつけると、うれしそうに鳴くマゾ犬。
思いきり平手打ちの後、乗馬鞭を打ち込む。さらにいい声で鳴く。
歩行訓練。肘で歩くのは遅い。これは調教なのだ。休ませない。乗馬鞭の痕でお尻がどんどん腫れていく。必死に歩く。だんだん上手になっていく。
彼女をのせて歩行。お喜びの女王様。
女王様の衣装チェンジ。フェミニンな姿もよく似合う紫苑女王様。
後ろ手にテープで拘束。転がされて鞭を浴びる。イスにされる。
砂の敷き詰められた部屋で、奴隷はあっという間に砂だらけ。いっそう家畜らしくなる。
乳首責め。クリップを引き剥がし、乳首を指でなぶる。
カチカチのチンポに鞭。「なにこれ。いやらしいやつ」三三七拍子で鞭を浴びせる。「おもしろーい」無邪気な女王様。
お尻を顔面に押しつけながら、チンポを鞭でいたぶる。
チンポを踏みつける。鈴がついているから、楽しいらしい。
女王様に座っていただける喜びと苦痛に声も出ない。
転がされて頭まで砂だらけ。蹴られて、笑われる。足蹴にされた奴隷。
「お願いして」
だが口は塞がれているのだ。
「なに言ってるかわかんなーい」
口枷をようやく外していただく。乱暴に頭や顔の砂をはたかれる。それはビンタになっていく。だんだん強く。
「思いきりやってください」と言わされる。
最後に聖水。直接口にいただく。奴隷にとって至福の時間だ。
自在に出す量を調整できる女王様。
「飲んじゃったの?」
うがいをさせる。だが、飲んでしまう。吐き出したくない奴隷の性。
これほど天真爛漫に笑っていただける女王様に、奴隷は身も心も捧げるのであった。
15分のスペシャルムービーでは紫苑女王様の美しい肢体を静止画と動画、さらに本編の撮影風景なども収録されている。
(文=あんぷらぐど 荒縄工房主宰)
作品紹介中の解説は筆者の主観にて記述しております。
本編とセリフの言い回しが違う場合があります。紹介させて頂いている画像順は、作品とは順番が違う場合があります。