DVD 紫苑女王様の家畜調教 作品紹介

SMの醍醐味のひとつとして、マゾ性の強い屈強な男を、可憐な女王様が完全支配する世界がある。古くは「サムソンとデリラ」の逸話もそうだし、ある意味、クレオパトラや卑弥呼にも通じるかもしれない。
この作品は、可憐な紫苑女王様による家畜調教をドキュメント風にたっぷり見せてくれる。
「カメラ目線で恥ずかしいところを見てもらって」と命じられ、哀れな奴隷は醜態をカメラの前で晒すところからはじまる。
美しくスレンダーな女王様に絶対服従の奴隷。サドとマゾの喜悦の空間だ。
紫苑女王様その1

縄を用意しながら「今日は私の何になりたくて来たの?」と問われる家畜。もちろん、犬だ。腕を曲げて縛られる。
肘で歩くことになる。「ワンちゃんらしくなったでしょ」
紫苑女王様その2

「でもまだ足りない!」
尻尾だ。
男性器の形をしたオモチャで、開口マスクで開きっぱなしの口を蹂躙される。ほがらかな、女王様の笑い声。
紫苑女王様その3

それだけであそこを大きくしちゃっているダメ犬。絶対服従の存在になりきる。
パンツを脱がせると、チンポに鈴をつけていた。「ずっと鳴らしてよ」と言われ、必死に鳴らし続ける。その間に尻穴をいじられて、ずっぽりとオモチャを入れられてしまう。
紫苑女王様その4

縄ふんどしで抜けないようにさせられる。
涎ダラダラ。あそこはビンビン。
「覚悟は出来てるよね」
すぐ抜けてしまうユルユルなケツマンコ。
女王様はそんな犬の上にまたがって、お尻を引っ掻いてやる。ビシビシと叩き手形をつけると、うれしそうに鳴くマゾ犬。
紫苑女王様その5

思いきり平手打ちの後、乗馬鞭を打ち込む。さらにいい声で鳴く。
紫苑女王様その6

歩行訓練。肘で歩くのは遅い。これは調教なのだ。休ませない。乗馬鞭の痕でお尻がどんどん腫れていく。必死に歩く。だんだん上手になっていく。
彼女をのせて歩行。お喜びの女王様。
紫苑女王様その7

女王様の衣装チェンジ。フェミニンな姿もよく似合う紫苑女王様。
後ろ手にテープで拘束。転がされて鞭を浴びる。イスにされる。
砂の敷き詰められた部屋で、奴隷はあっという間に砂だらけ。いっそう家畜らしくなる。
紫苑女王様その8

乳首責め。クリップを引き剥がし、乳首を指でなぶる。
カチカチのチンポに鞭。「なにこれ。いやらしいやつ」三三七拍子で鞭を浴びせる。「おもしろーい」無邪気な女王様。
お尻を顔面に押しつけながら、チンポを鞭でいたぶる。
紫苑女王様その10

チンポを踏みつける。鈴がついているから、楽しいらしい。
女王様に座っていただける喜びと苦痛に声も出ない。
転がされて頭まで砂だらけ。蹴られて、笑われる。足蹴にされた奴隷。
紫苑女王様その9

「お願いして」
だが口は塞がれているのだ。
「なに言ってるかわかんなーい」
口枷をようやく外していただく。乱暴に頭や顔の砂をはたかれる。それはビンタになっていく。だんだん強く。
「思いきりやってください」と言わされる。
紫苑女王様その11

最後に聖水。直接口にいただく。奴隷にとって至福の時間だ。
自在に出す量を調整できる女王様。
「飲んじゃったの?」
うがいをさせる。だが、飲んでしまう。吐き出したくない奴隷の性。
紫苑女王様その12
これほど天真爛漫に笑っていただける女王様に、奴隷は身も心も捧げるのであった。
15分のスペシャルムービーでは紫苑女王様の美しい肢体を静止画と動画、さらに本編の撮影風景なども収録されている。
(文=あんぷらぐど 荒縄工房主宰

作品紹介中の解説は筆者の主観にて記述しております。
本編とセリフの言い回しが違う場合があります。紹介させて頂いている画像順は、作品とは順番が違う場合があります。

紫苑女王様の家畜調教ジャケット画像
SM PLAY LIVE vol.3 DVD 紫苑女王様の家畜調教 販売ページ

ローターとSMプレイ 緒月月緒

今回、内容のテーマだけは『ローターにしよう』って早々に決めていたんです。それなのに書こうとすると「ローターとSMってなに!?」とこの二つの関連性が思い浮かばず執筆をストップして、手元に置いたローターを眺めては使い方を考えました。
で、やっとわかったんです。私、SMに肉体的な快楽は求めていないから、快楽グッズであるローターはSMプレイから省いていたんです。だから、ローターをSMでどう使うのか想像ができなかったんです。
でもSMって苦痛だけでなく快楽もSMプレイに入るんですよね。エッチな動画にある鬼イカセとかイキ狂いとか、そういうのもSMですものね。
体を拘束して、ローターをズレないように固定したり、下着の中にローターを仕込んで外出したりとか、そういう使い方もあるんですよね。
※注 画像説明【編集部】
アイマスクブレストボンデージ手枷上腕拘束具アームクラッチバンド羽根つき乳首クリップローターパンツ(調教ベルトとの組み合わせ)

そんなわけで『ローター』のお話しです。
ローターは、丸みを帯びたプラスチックケースの中にモーターが入っていて、モーターからコードがプラスチックケースの外へと延びてリモコンに繋がっている────とってもシンプルな構造をしています。ですが、間違った使い方をしている人がとても多いんです。
何がどう間違っているのかというと、一つはプラスチックケースからコードが出ているタイプのローターは、膣やアナルなどの粘膜部分に入れたらダメなんです。
水分を含んだ箇所に電動であるローターを入れてコードを引っ張ったりすると漏電します。ビリビリッと陰部が感電して普通に痛いです。
そもそもローターは粘膜の中に入れて使うようには作られていないんです。とっても簡単な作りをしているので分かりそうなのですが、これを知る人は少ないかも。
私、この痛みが嫌いなのでローターを膣の中に入れられると嫌な恐怖感しかないです。
次に、ローターを膣に入れても感じません。全く以て感じません。なんか動いているなーというだけです。これは不感症というわけでもなくただただ感じないというだけです。『感じないのは月緒だからじゃね?』と思う方もいるでしょうが、膣は何を入れても感じるというものじゃないのです。寧ろ、感度を受けとりにくい鈍感な部位なのです。
ごくごくたまーーーーに、「生理用品のタンポンを膣へ入れる時に感じるの?」とか、「タンポンを入れてて声は出ないの?」なんて事を本気で聞いてくる男性がいて、そんな事であんあんと感じていたら誰もタンポンは使わないでしょう。自慰道具としてアダルトショップで売られちゃうでしょう。ていうか、そんな想像を本気で聞かれるのが気持ち悪い。
粘膜だから感電するし、鈍感だから感じないし、それなのにローターを体内へ入れたがる人は多いです。
膣のすぐ側で小さなお豆さんが『ここよ!!ここが感じるのよ!!こっちに来てー!!』と叫んでいたとしても膣に入れたがりな殿方は後を絶ちません。
最後はアナルへの挿入ですが。アナルへの挿入はもっと危険で、肛門から直腸、直腸から大腸へと繋がる箇所にローターを入れたら、それは当然の如く進みます。前へ前へと止めどなく進んで行きます。そして、内側と外側共に括約筋は力強く収縮するので、簡単な作りをしているローターのコードが切れる可能性も無きにしも非ず。
簡単な作りだし、安く手に入るし、アダルトグッズ初心者にはハードルが低く思われがちなローターだけど、こうして間違った使い方を並べてみると決してハードルが低い物じゃないのが分かります。
構造を理解して相手の反応をきちんと見て使わないと、ただの自己満足になってしまいます。
それじゃぁ、正しい使い方はなに?というと、漏電するし膣は鈍感で感じにくいのが分かったうえで、それでもどうしても膣に入れたい場合は防水仕様のローターを使う。アナルに入れると際限なく進むローターだけど、それでもどうしてもアナルに入れたい場合は、防水仕様のローターをコンドームに入れてから使うと進みはある程度で止められるし、取り出しやすくなります。
それ以外の使い方は、クリトリスにあてる、体をなぞる、乳首にあてるなどですが本来はこれが正しい使い方です。なんでもかんでも体内に入れれば感じるってものじゃないのです。ですが、中も感じるという人はいる事にはいるので、これは《月緒調べ》ではこういう結果だと捉えて頂けたらと思います。
それで、このエピキュリアン様らしいSMチックなローターの使い方は先に述べた通り、体を拘束して感度の良い場所に固定する、下着の中に忍ばせて外出する、他にはキンタマを縛って真ん丸とさせてからローターをあてたり、アナル周辺や亀頭にあてたりして遊ぶのも良いです。これもくすぐったい人は必ずいるので、相手の様子を見たり聞いたりしてやってみて下さい。
あと、ぶるぶるとした摩擦は快楽を得ると同時に痛みも引き起こすので、何事もやり過ぎずに程々にお遊びしてくださいませ。
ふぅ……やっと書けた。書けなくて悩んじゃったけど、こうやって書いてみると悩む事はなかったかも。記事まだかなぁって待ってくれたエピキュリアン様すみません。すみません。待って下さり、ありがとうございます。
次回は早めに記事を書いて送りますので、皆様お楽しみにしてて下さい。

緒月月緒 Twitter
今年で風俗歴23年となる現役風俗嬢で、液体サロンシエスタや都内某所にあるSMバーでも時々働いています。
他に、たまーにエッチな映像に出たり、ちょっとばかりエッチなショーをしたり、SMショーにてM女をしたり…、肌色の多いお仕事をしています。あれやこれやといろいろしているので、一体なにが本業なのかと人に問われたら、ただただシンプルに『脱ぎ屋』だとお答えしています。