灯月いつか DVD「LIPSTICK」作品紹介 

緊縛をメインとしたSM作品、陵辱系作品をつぎつぎと世に送り出し、緊縛ショーのモデルからバンドのヴォーカリスト、演者としてのライブ活動まで幅広い人気を得ている灯月いつか。
そのスタイリッシュな世界を表現したのがこの「LIPSTICK」BONDAGE LIFE VOL.3だ。
音楽もセリフもなく、縄師も登場しない。ひたすら縄をまとい、SM的被虐幻想を表現する姿を堪能しよう。

白基調のワンピース。黒い縄で後ろ手に縛られて吊り下げられている清楚な女性。足はしっかり床についているので危険は少ない。
黙って耐えている。吐息が熱くなっていくのが感じられる。
灯月いつか その1

縄が足されていく。胸の下に。腰から足へ。さらに猿ぐつわ。縛る場面はなく、画面が微かに変わりながら縄だけが増えていく。
耳が赤くなっていく。興奮しているのだ。感じているのだ。
灯月いつか その2

次は黒っぽいワンピ。上半身と腕を白い縄で縛り、吊り下げる。
服のデザインに合わせた縛り。腕の縛り方も特徴的。
足にも縄が足され、腕もより複雑な縛りになっていく。
灯月いつか その3

苦しく締め付けてくる縄を感じる彼女の表情がいい。
白いパンツに包まれた尻が露出される。
灯月いつか その4

 

そしてついにパンツも剥ぎ取られてしまう。こういうプロセスはいいですね。剥ぎ取るシーンはない。シーンが変わるとポーズも変わる。
縄のほとんどを外されて手足は自由。
下半身露出で恥ずかしさにもだえる彼女の姿はかわいい。パイパンだ。オナニーをしているのか。指がもぞもぞとあそこに。気持ちよくなっちゃったんだ。
胸をいじり出し、あえぐ。鼻をつまみあげる。もっといじめて欲しいのか。隠すことのできない肉欲。
指の動きがさらに激しくなる。泣くように逝く。
灯月いつか その6

今度は黒のレオタード、ニーハイでソファーの上で手足を黒い縄で縛られて吊られている。狸縛りだ。ソファーに背が支えられている。体の美しさが引き立つ。
灯月いつか その7

テープ(海外DIDで人気の高いダクトテープであろうか?)で口を塞がれ、手は後ろ手。足を吊られて、逆さ吊り風に。ソファーを使うだけで、こうした難しいポーズも可能になるのだ。実践的。
灯月いつか その8

テーブルで胡座縛り。黒の全身タイツ風のボディストッキング。これは厳しい。あえぐ声が漏れてくる。
灯月いつか その9

イスに座って手足を縛られる。白いスケスケのキャミ。目隠しをされている。何者かに襲われているイメージだ。ああされたり、こうされているところを想像しているのだ。どのようなストーリーを思い描くのだろう。身動きのできない自由。
灯月いつか その10

一転して畳の部屋。黒いスーツ姿で手足を拘束されている。どんなに動いても縄は緩まない。
ヒールを履いている。仕事中に拘束されたみたいなイメージだろうか。
ズボンを脱がされパンストに。黒のパンティがいい
灯月いつか その11

座卓の上に上半身は裸、下半身はパンスト状態で縛られている。この姿もなかなかいい。口を塞ぐテープも効果的だ。
灯月いつか その12

制服姿。ベッドの上での拘束。これも見えない何者かに襲われてしまうシチュエーション。制服が脱がされていく。白いパンティがチラチラというのもいい。
口を塞がれているのだが、パンティも剥ぎ取られて泣き叫ぶ。
いろいろなことをされた後の彼女の姿も余韻がある。
灯月いつか その14

最後は、白い下着姿での立ち縛り。彼女の体をゆっくり眺めながら食事でもしたいところだ。
灯月いつか その13

スタイリッシュな緊縛世界がたっぷり堪能できる。いくらSMが好きだといっても一般的な家やマンションでは吊すことは現実的ではないのだが、この作品は特殊な器具をあまり使うことなく、比較的安全に吊りと似た効果が得られる方法を示してもくれている。
(文=あんぷらぐど 荒縄工房主宰

作品紹介中の解説は筆者の主観にて記述しております。
本編とセリフの言い回しが違う場合があります。紹介させて頂いている画像順は、作品とは順番が違う場合があります。

灯月いつかジャケット画像
出演:灯月いつか 監督:雪村春童。収録97分 S&Mスナイパーレーベル