DVD「緊縛 10 蓬莱かすみ かなで自由」作品紹介

DVD「緊縛 10 蓬莱かすみ かなで自由(みゆ)」作品紹介
哀しい被虐奴隷として生きるしかない自由(みゆ)。監禁性奴隷から、緊縛SMへ。そして次第にその悦びに目覚めていく姿を描いている。

「やめて!」
逃げるかなで自由(みゆ)に襲いかかる男。服を乱暴に脱がしてその裸体にむしゃぶりつく。
レイプされてしまう。そして縛り上げる。
これがはじめての男性体験だった彼女。破瓜から始まる闇イニシエーション。
かなで自由その1

男が求めるままの日々。
かなで自由その2

自分が歯が悪いからと、彼女に食べ物を噛ませて口移しで食べる男。
さらに、酒のつまみを彼女の鼻に入れて味付けする変態ぶり。
気まぐれに縄を取り出し縛る。かわいい自由ちゃんの顔が苦悶に歪む。
かなで自由その3

鼻フック姿もたまらない可愛さ。だが、彼女の運命は大きく変わるのだ。
かなで自由その4

「おじさんは、もういないわ。借金かかえて逃げちゃった」
ある日、自由(みゆ)が買い物から帰ると、見知らぬ女が待っている。
「早く支度をしなさい」
彼女の家に行くことに。借金取りが来て売られる前に。
お金のありそうな女の家に着くと、「その服が臭う」と脱がされる。
あのオヤジ、服も買ってやらなかったのだ。
かなで自由その5

「触らないで!」
「悪い子ね。そんなんじゃ、この家にはいられないわよ。私がご主人様だってこと、教えてあげないと」
かなで自由その6

彼女は助かったのではなかったのだ。
縄を持ち出す彼女。
「私が縄のよさを教えてあげないとね」
本格的な緊縛SM調教がはじまる。
猿ぐつわ。首輪をつけられ四つん這いで歩く調教。お尻を叩かれる。女性ならではの、容赦のなさ。
かなで自由その7

かわいい洋服を買ってもらった彼女だが。
もちろん、それで終わるはずがなく、縄化粧が施されるのだ。緊縛師蓬莱かすみの縄が踊る。
階段の手すりにM字開脚で縛り付けられる。美しいオブジェ。
かなで自由その8

一転してゴザの敷かれた殺風景な部屋。上半身に縄のかかった全裸の自由(みゆ)。その姿は、しだいに緊縛を理解しはじめた様子がうかがえる。大人しく手を出して縛られていく。従順さ。
蝋燭に灯が点る。艶やかな柔肌に熱い蝋がほとばしる。敏感な部分に垂らされると甲高い悲鳴があがる。
ヒールに踏まれてお尻にも蝋が。そして片足を吊してさらに全身を真っ赤にしていく。
蓬莱は感極まって自らの舌に垂らして温度を確認し、自由の舌にも垂らしていく。
猿ぐつわをしっかりつける。泣いても叫んでも、蝋燭責めは終わらないのだ。気が済むまで続く。
かなで自由その9

今度は彼女のベッドに連れてこられた自由(みゆ)。女同士の快楽を味わうのだ。
女の欲望は静かだが深い。体をいじられ、舐められ、恥ずかしくもはじめての悦楽を知る。
かなで自由その9

以前、男に犯され続けた忌まわしい家に連れていかれる。
「お願いがあります。縛ってください!」
なにもかも忘れたいから。
その言葉を待っていたようにハードな緊縛絵巻が繰り広げられる。
胡座縛りにして鴨居から吊す。そこから逆さ吊りに。
かなで自由その10

彼女の中で忌まわしい過去が解き放たれていく。
女流緊縛師による流れるような緊縛世界。そして本格的なSMの悦びに目覚めいく少女。心の解放。そんなことを思わせる美しい一編だ。(文=あんぷらぐど 荒縄工房主宰)

作品紹介中の解説は筆者の主観にて記述しております。
本編とセリフの言い回しが違う場合があります。紹介させて頂いている画像順は、作品とは順番が違う場合があります。

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緊縛10ジャケット画像